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ラックギヤ
- 歯車・ギヤの用語集
ラックギヤとは、一言で言うと回転運動を直線運動に変換する歯車です。また同様に、直線運動を回転運動に変換する際にもラックギヤは活用されます。ラックギヤに噛み合う歯車のことをピニオンと呼び、2つの歯車を合わせてラック&ピニオンと呼ぶこともあります。ラックギヤは平板上の棒に歯切り加工を施したもので、歯車の歯を一直線に並べたような形状をしています。そのため、ピニオンはどこかで回転方向を切り替える必要があります。主に搬送装置などに活用されており、身近な例だと自動車のステアリング機構(ハンドルをタイヤに伝える機構)にもラックギヤは使われています。なお、JISにおいてラックギヤは「一つの面に一連の同じ形状の歯を等間隔にもつ,平らな板又はまっすぐな棒」と定義されています。
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