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アデンダム/デデンダム
- 歯車・ギヤの用語集
アデンダムとはピッチ円(基準円)から歯先までの距離を示し、デデンダムとはピッチ円から歯底までの距離を指します。通常、標準歯車ではアデンダム1モジュール(m)に対し、デデンダムは1.25モジュールとなります。なお、このアデンダムとデデンダムを足し合わせたものが歯たけと呼ばれます。また、アデンダムに対してデデンダムが大きいことで「頂げき」と呼ばれる隙間が生まれます。この頂げきがあることで歯車の歯先と相手の歯車の歯元が干渉せず、滑らかに回転運動を伝達することができます。このような大きさの歯形を「並歯」といいます。一方で、この大きさよりも低い歯たけをしている「低歯」、高い歯たけの「高歯」なども存在します。
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