メニューを閉じる

お役立ち情報

歯形修整

  • 歯車・ギヤの用語集

歯形修整とは、正規の歯形形状に意図的に変更を加えることを指します。中でも、主に歯先修整と歯元修整の総称として使われています。歯先修整とは、歯先付近を正規のインボリュート曲線に対して逃がすように加工することです。一方で、歯元の方を逃がすように加工するものが歯元修整と呼ばれています。歯形修整の目的としては、歯当たりの改善が想定されます。相手の歯との強い干渉を避けることができるため、振動や騒音の低減、寿命の延長に繋がります。また、歯車の回転を滑らかにする役割も持っています。しかし、あまり過度に歯形修整をしてしまうと歯形誤差と同様噛み合い率が低下し、回転の精度や歯車自体の強度も悪くなる恐れがあります。

関連事例

関連記事はまだありません。

一覧に戻る

お気軽にご相談下さい

特注ギヤ製造.comは、70年以上培ったノウハウを活かして、
メーカー規格外の特殊形状ギヤ、高精度歯車の設計から製造まで一貫対応いたします。
特注歯車・ギヤにお悩み・お困りの方は、お気軽に当社にご相談ください。