特注ギヤ事例
ハイレシオハイポイドギヤを使用した割り出し装置
- 業界
- 工作機械
- 業界詳細
- -
- サイズ
- 50~200
- 用途
- 割出
- 用途詳細
- -
- ギヤ分類
- ハイポイドギヤ
- 歯型
- 勾配歯
- 材質
- 鉄系
- モジュール
- 1~3
- 処理
- 浸炭焼き入れ
割り出し装置用ハイレシオハイポイドギヤです。
歯車を浸炭材の歯研仕上げ製作することができ高強度と高精度を両立できます。
限定された製品サイズに1:30という大きいな減速比を実現するため、ピニオン側の歯数が
2枚などと通常のハイポイドギヤでは歯面設計が困難でした。
さらに歯面の滑り速度が速いため発熱も大きく、歯車のクリアランスの変化などが発生し
運転環境が悪くなってしまうという課題もありました。
弊社では発熱量を抑えるために①面粗さの改善(加工時の、砥石の選定、加工条件の最適化)
②歯形の最適化(設計時、伝達誤差を上げる)に重要な項目)が必要と判断し設計を行いました。
弊社は長年の実績により培ってきた加工時の面粗さの改善技術と歯面設計により、歯形修整による
滑り速度の調整を実施しました。
これにより非常に高い伝達誤差を実現する事が可能となり、非常にコンパクトなギアボックスを制作することに貢献できました。
歯面の焼けも無く、ウォームと同等の割出精度を維持する製品を提供に成功しました。