特注ギヤ事例
航空機向けスパイラルベベルギヤ
- 業界
- 輸送
- 業界詳細
- 航空機
- サイズ
- φ50~600
- 用途
- 動力伝達
- 用途詳細
- 航空機発電用AGB
- ギヤ分類
- スパイラルベベルギヤ
- 歯型
- 勾配歯
- 材質
- AMS
- モジュール
- M2~M3
- 処理
- 浸炭焼き入れ
こちらは、航空機用の発電機など補器で使用されるスパイラルベベルギヤの事例です。駆動歯車と従動歯車の接触線である歯当たりの大きさ、位置、形など、マスターギヤの再現力が求められました。よって、マスターギヤを0.001㎜単位で3次元計測し、加工機の機械セッティングを作成していきます。このような場合は、歯面を計測する技術、加工する技術が必要となり、その装置を上手に使用する経験値・品質管理能力・設備力が足りていないと十分な結果が得られない高難度のご依頼です。
また、この歯車は、高速回転する部品であり、面粗さや歯元のRなど、強度を保つために細部まで入念にチェックした事例でした。特注ギヤ製造.comでは、長年スパイラルベベルギヤを製作してきており、こういったご依頼は得意とするところでもあります。歯部の解析技術や、それに伴う設備も保有しており、お客様からいただいたご要望に、しっかりとお応えし、対応できる技術力があります。こちらのケースでは、お客様からいただいた機械セッティングを再現し、更にマスターギヤとの合わせ込みを行いました。
結果、ご満足いただける精度となり、安定した製造、納品をできております。また、ここから、試作段階の開発案件やマスターギアの製作のご依頼も頂けることになりました。