特注ギヤ事例
産業用機械向けスパーギヤ
- 業界
- 産業用機械
- 業界詳細
- 産業用ポンプ
- サイズ
- Φ150
- 用途
- 動力伝達
- 用途詳細
- タイミングギヤ
- ギヤ分類
- 平歯車
- 歯型
- インボリュート
- 材質
- SCM
- モジュール
- 2.5
- 処理
- 高周波焼き入れ
こちらの製品は、ブロアーで使用するローターの回転を合わせるためのタイミングギヤです。サイズはφ150、材質はSCMで、熱処理として高周波焼き入れが施されています。
当事例では、ローター間の隙間精度を一定に保つために、回転動力を伝えるタイミングギヤの加工精度を高くすることが重要なポイントとなります。長年培ってきたノウハウ・実績を基に高精度加工を行ったことにより隙間精度の安定化を実現しました。また、当事例では動力伝達時の歯車騒音を低減させるため、歯車対のバックラッシの管理を厳密に行う必要がありました。こちらに関しては、歯部を加工する時の温度管理による熱膨張の変化量を把握し、歯厚寸法を管理することで対応いたしました。歯厚寸法を管理することにより、バックラッシが一定になるように管理した後に納入を行うことが可能となりました。
タイミングギヤは最大φ660までの実績がございますので、大きなサイズのギヤもお気軽にご相談ください。 また、弊社は当事例のようにギヤの高精度測定にも対応しております。世界最高水準の加工機械と製造環境によって作られたギヤは、弊社が保有する歯車検査機の業界標準機であるクリンゲルンベルグ社製の検査機で最終チェックを行います。