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技術提案事例
騒音解決

キー溝の高精度加工により騒音トラブルを解決

こちらは、キー材とキー溝のバックラッシが発生したことによる騒音トラブルに対して、熱処理前にキー溝の粗加工を行い、熱処理後にキー溝の仕上げ加工を実施することでガタツキを回避し、騒音トラブルの解決に成功した技術提案事例です。

キー溝の高精度加工により騒音トラブルを解決
before

キー材と歯車にバックラッシが発生し、騒音トラブルに...

お客様からは、歯車の運転時に騒音が発生しているとのことでご相談をいただきました。実際に歯車を見てみると、キー材と歯車にバックラッシが発生しており、これが運転時に騒音発生する要因となっていました。

 

また、このバックラッシの原因としては、既存歯車のキー溝が焼き歪により変形してしまい、キー溝幅の寸法公差外が発生していたためだと判明しました。

キー溝の高精度加工により騒音トラブルを解決
after

熱処理前にキー溝の粗加工を行い、熱処理後にキー溝の仕上げ加工を実施!

そこでオージックでは、熱処理前にキー溝の粗加工を行い、熱処理後にキー溝の仕上げ加工を実施することをご提案いたしました。この2工程を踏むことで、キー溝の直角度、巾などを高精度に加工することができます。

 

その結果、歯車のキー溝が寸法公差内に収まり、キー材との干渉もなくなり、騒音トラブルも改善に至りました。

この提案事例のポイント

歯車の騒音トラブルは、歯面のかみ合いだけが起振源ではありません。今回のように、回り止めキー部が要因で、製品の変形や騒音が発生する可能性もあります。そのため、歯車の製造においてはキー溝の精度向上も重要です。オージックでは、キー溝も含めた特注歯車の高精度加工を行い、さらにかみ合い試験や高精度測定をすることで、お客様にご満足いただける高精度ギヤを納品しております。

歯車の騒音トラブルにお困りの方は、特注ギヤ製造.comまでご相談ください。

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メーカー規格外の特殊形状ギヤ、高精度歯車の設計から製造まで一貫対応いたします。
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